2011年04月28日
大切な引越し費用
この春から独り暮らしを始めることになった。母が再婚をすることになったのと、私も20歳と大人(?)になったから。引越し当日、母の再婚相手が引越し業者の一人一人に頭を下げながら封筒を渡している。「色々よろしくお願いします。コーヒーでも飲んで下さい」と言いながら。
つまりそういうのって‘お車代’っていうのかな、初めて見た。私がバイトで稼いだ引越し費用には、そのお金は換算されていなかった。なんだか、母を任せる人ということでも頼もしく思ったし、私にとっても心強く感じた。私が引越し業者の車に乗るとき、私にも母から封筒を渡された。きっと心配性の母からのお小遣いだろう。新しい家に着いて諸々片付け終え、そういえばと、母からの封筒を開けてみる。
中には、何枚もの一万円札と手紙が入っていた。‘いつでも帰ってきなさい。その時の引越し費用です。母’段ボールまみれの冷たいワンルームでひとり、泣いた。
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